新型コロナウイルス マスクで防げるのか 今知りたい“着用術”

新型コロナウイルス マスクで防げるのか 今知りたい“着用術”

29日午後1時半ごろの東京・池袋。

歩いている人を見ると、マスクをしている人が多く見られた。

29日昼すぎの東京都心は、街行く人の半分以上がマスク姿。

マスクをつける理由を聞いてみた。

40代「風邪の予防」

20代「すっぴんだからですね」

さまざまな理由が上がったが、やはり気になっていたのは…。

50代と60代の女性「コロナウイルス」、「いろんな外国の方が日本に来ているし、どこから感染するかわからないから」

日本でも拡大が警戒される“新型肺炎”の脅威。

すでにマスクが深刻な品薄状態となるなどの影響が。

さらに、テーマパークやホテル、そしてデパートでもみんなマスク。

これまでは、“マスク禁止”というイメージが強かった接客業などにも広がり始めている。

しかし、街からは「効果がないって話もあるけど一応…」といった疑問も。

取材班は、“マスクの付け方研究家”のもとへ。

「マスクって、本当に効果があるの?」

29日、取材班が向かったさいたま市のドラッグストアセキ東岩槻店。

マスク売り場は、ほとんどが品切れ中になっていた。

大きな貼り紙には、「マスクの購入は2点まで」との注意書きが。

28日、日本人への国内感染が初めて確認された新型肺炎。

世界への広がりが連日大きく報道される影響からか、ドラッグストアでは、マスクの棚だけに品切れの札が並ぶ深刻な品薄状態となっていた。

ドラッグストアセキ東岩槻店 野村清彦店長「在庫は本当にない。120個頼んでも10個くらいしか入ってこないとか」

40代「マスク買いに来たんですけど、なくて。やっぱり(新型肺炎)怖くて」

フリマアプリでは、高額で出品される“転売現象”が起きるなど、街は今“マスクショック”に揺れている。

そもそも、このマスクを着ける目的はというと、“予防のため”というケースが一般的。

50代と60代女性「予防です。」

40代女性「風邪予防。インフルエンザ予防」

日本では、明治時代のはじめごろ、粉じんよけとして利用され、その後、スペイン風邪の大流行をきっかけに、病気などを予防するものとして広く普及するようになった。

ところが、街からは、“マスクで感染を防げるの?”という疑問の声が…。

街の人「(効果はあると思うか?)(ウイルス)カットとは言っても、横とか脇から入ってくるんじゃないか…」

そこで、“マスク研究家”の飯田裕貴子さんに聞いた。

環境管理センター マスク研究家・飯田裕貴子さん「プリーツマスクは本来、自分たちが持っている菌を出さないためのマスク」

一般的なマスクの目的は、ウイルスなどの侵入を防ぐことではなく、自分からほかの人に“うつさない”ことだという。

ということは、市販のマスクには、ウイルスの侵入を予防する効果はないのか。

ここでマスク選びの1つの目安としたいのが、パッケージの裏面などにある「PFE試験」や「VFE試験」という表示。

これは、ウイルスの侵入をどの程度“遮断できるか”を調べた試験。

これらの試験に合格していれば、ウイルス対策のマスクとしての効果が期待できるという。

しかし、最も重要なのは、「正しいマスクのつけ方」。

環境管理センター マスク研究家・飯田裕貴子さん「付け方がすごく大事」

そこで、飯田さんに実演してもらうことに。

まず、マスクの端を合わせて2つに折る。

鼻の位置は目の際、鼻の一番低いところに持っていって、ノーズクリップを鼻に沿わせる。

最後に隙間ができないよう、顔に沿ってマスクを密着させれば完成。

環境管理センター マスク研究家・飯田裕貴子さん「どんな良いマスクも、付け方が悪ければ性能は出ません。そこは、ちゃんとつけていただきたい。正しくつけたときで、ウイルスの侵入が5〜50%減ったというデータも」

きちんと正しく着けることで予防効果が得られるマスク。

街では、こんな現象も。

50代「わたしたち銀行勤務なんですが、接客中に、マスクの接客が異例措置で解禁になったんですね」

“接客業”でもマスクを着けるという動きが。

そこで、外国人観光客にも人気のサンリオピューロランドを訪ねると…。

受付のスタッフは、なんともかわいらしいキティちゃんマスクを着用。

今回の新型肺炎対策で、ダンサーなど演出に関わるスタッフ以外のマスク着用を許可。

来園者からは、「子どもがすぐに店員さんにタッチしたりとか、話しかけたりすることも多いので、(マスクを)してた方が安心かな」

と歓迎の声。

こうした接客業では、「スタッフの表情が隠れてしまう」などの理由から、マスクの着用に葛藤もあったようで。

サンリオピューロランド従業員「正直(マスク着用は)御法度かなと、接客業に関して思いましたが、安全第一というところの視点で今回決めた」

広がりを見せる“接客業でのマスク着用”。

東京・池袋の「ホテルウィングインターナショナルセレクト池袋」では、今週からスタッフのマスク着用を義務付けた。

ホテルスタッフ「来てくださるお客さま、私自身の健康も守るために、マスクの着用をさせていただいております」

さらに、デパートの売り場でも…。

東武百貨店でも、これまで原則禁止としていたマスクの着用が認められた。

この接客中のマスク、まさに“人にうつさない”という意味で、“お客さまを守る”ことにもつながる。

客「マスクからでも笑ってるの伝わってくるので、全然大丈夫」

木村拓也キャスター:

自分もお客さまも守るという観点。マスクの正しい使い方などについてお伝えしましたが、そもそもマスクは品薄状態。マスクがないという緊急事態があるかもしれません。そういった時にはどうすれば良いのか見ていきます。

自分が、せきやくしゃみをしてしまう際に、他の人に感染させないための「せきエチケット」。厚生労働省のウェブサイトには2つの例が載っています。

1つは、手にウイルスがつかないように、ティッシュやハンカチなどでしっかり口や鼻を覆うということ。このとき使ったティッシュは、すぐに捨てるようにとのことです。

もう1つは、上着の内側や袖で、このように口の周りを覆うこと。

特に人がたくさん集まる場所では、こういったエチケット、手に付けないということがポイントになるということです。

別所哲也さん:

マスクは、僕ら芸能人ものどのために使うことが多いです。日本は世界に類のないマスクカルチャーが、結構普通にある国なので、マスク大国として真価が問われてるんじゃないですかね。今。技術的にも。使い方も。

木村拓也キャスター:

忘れがちですが、今はインフルエンザのシーズン。それに、これから花粉症もあります。それもふまえてのそれぞれの対策も必要だと思います。

(2020/01/30)

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